グラスシャンパンのご紹介
こんにちは、サービスの大河原です。
支配人に代わりブログを更新させていただきます。
今期間限定でグラスでご用意してますスペシャルなシャンパンのご紹介です。
紹介の前に少々お話を………
先月ラペは一週間ほど夏休みを頂戴しておりまして、
私は予てから夢であったフランスに行って参りました!
フランス自体初めてであった私はシャルルドゴール空港についた時から意気揚々で、
パリ、リヨン、シャブリ、そしてシャンパーニュと一週間の休暇を大いに満喫させていただいたのですが、
今回はその中でもシャンパーニュでのお話をさせていただこうかと思います。
↑パリ市内です
休暇初日の夕刻にフランスに着き、翌日の朝イチからシャンパーニュのメゾンを見学させて頂きました。
その際訪れたのが、TAITTINGER社です。
大手メゾンながら代々の家族経営が続く素晴らしいシャンパーニュメゾンです。
↑右のほうに小さく写るのが同行した厨房の藤本氏。
さすが大手のメゾンは敷地も広大でした。
テタンジェは一般の観光客向けにもツアーがあり私が訪れた際も様々な国籍の方がいました。
そしてさすが大手、最初に案内されたシアタールームでは日本語でのメゾンの紹介ムービーを見させて頂きました。
(カーヴの案内では終始英語で案内して頂き、己の英語力の物足りなさを実感させられるのですが…)
その後、ガイドさんに連れられカーヴの見学になります。
地下の過去には防空壕のように使われていた歴史や、醸造技術、テクニカルな内容について、説明を受けながら案内していただきました。
↑以前は教会として機能していたために、カーヴ内には聖像であったり、当時の名残の地上への階段だったりが所々にありました。
↑通路びっしりに積み上げられたシャンパンボトルが全長50mの通路を埋め尽くします!
この量がいたるところにあり、カーブ内全体では12,000本もあるのだとか。(それでもテタンジェ社の中の一部でしかないそうです。)
案内していただいたこのカーブの中は全て手作業で行われており、
プレステージシャンパンのコントドシャンパーニュなど選りすぐりのシャンパンのみが貯蔵されているとの事です。
だんだんと案内されていくにつれ徐々に地下深くに下っていくのですが、
カーヴ自体は地下12mから18mの間にあり、おおよそ12度前後の肌寒い温度です。
この温度が一年を通して保たれており、シャンパーニュの熟成には最適であるというわけなのです。
その後サロンにてテタンジェについて色々お話を聞きながらテイスティングさせて頂き、
ランスの街や日本のレストランの事などいくつかの話題についてガイドの方と談笑しました。
その際に頂いたのが、
今ラペで使わせていただいているスペシャルなシャンパーニュ
Tettanger prelude grand cru
こちらです。
約5年の長い瓶内熟成をを得てリリースされる素晴らしいキュヴェです。
みずみずしい柑橘系の風味のフレッシュさ。その後白桃ようなふくよかでまろやかさを感じる豊かな余韻が長く続く、繊細さと複雑さが融合したシャンパンです。
実際にフランスに行き、テタンジェ社を訪問して試飲させて頂いた時の味わいやその瞬間の感動はこの上ない経験で、今でも鮮明に思い出すことができます。
私にとってテタンジェが思い入れのあるシャンパンメゾンに変わった瞬間でした。
フランスでは他にもシャブリやリヨンにも行きました。
ブログには書ききれないので、ラペにいらっしゃった際にたくさんお話しできればと思います!
ぜひその際にはテタンジェプレリュードを傾けながらお話しできると嬉しいです笑
読んでいただきありがとうございます。
大河原でした。